天気の子を観てきました。
別に映画について詳しいわけでもないし、監督についてもアニメについても詳しくないので、ただの人が見た感想としてお読みください(笑)
ネタばれだらけなので注意。
(それっぽい写真(笑))
とりあえず、まず絵!奇麗でしたね~!
最初からガラスについた水の動きとかすごいなと見入ってしまいました。
また、雨から晴れに変わるシーンは何度見ても奇麗でしたね…!
ちなみにあまりに風景がリアルすぎて作中にタイムズ駐車場の看板が出た時は、相当現実に引き戻されましたけどね(笑)
自分は東京に住んだ事ないのでわかりませんが、東京在住の人なら「あ、あれココだ。」とか思う感じなのでしょうか?
それほど本当にリアルに描かれていてびっくりしました。
まぁ悪く言うと話が空想なのに舞台がリアルすぎて話に入り込めないという点もありますが…そこは人それぞれでしょうね。
ストーリーについては???!?!というのが感想です(笑)
一回しか見てないのでよく覚えてない点もあるんですが…なんで拳銃あったの?とか(笑)
とりあえず、最初の方はポケ~とみてました。ちょっとつまんないなと思ってました。すんません(笑)
けど途中から晴れ女を商売にして上手くいくところは、普通に楽しく見れました。
そしてそこからいきなりの生贄疑惑になって、力使いすぎて消えるとか何となくありきたりなストーリーになったので、またちょいと冷めました。
そして、主人公が警察署から逃げるシーンは警察間抜けすぎやろ…!と半分呆れ気味。
さらに線路を走るシーンも工事職員間抜けすぎやろ…!とやはり冷めた感じで見てしまいました。
すみません。夢なくて(笑)
本当ならドキドキすべきシーンなのかもしれないのに。
いや、だって工事で立ち入り禁止って言ってるのに誰も追ってこないし、線路の上走ってたらそれなりの音がするから誰かが走ってきてるなんて気づくのでは…?てか駅のホームから確保しろよとか、そんな現実的な事ばかり考えてました(笑)
現実的過ぎる…
けど、その現実思考すぎる自分を大混乱させたのが主人公のこのセリフ
「もう二度と晴れなくたっていい!」
「天気なんか狂ったままでいいんだ!」
マジで!?( ゚д゚)
いや、それはまずいっしょ。
「青空よりも、俺は陽菜がいい!」
と、言いますが、天気狂ったままだと結局、陽菜も君も死ぬんじゃ?というツッコミを入れる自分。
しかし、その後淡々と「三年間降り続いた雨は今も止んでない」という感じのナレーションが流れて
完全に( ゚д゚)ポカーン
東京の一部が水没したに
究極に( ゚д゚)ポカーン
な、な、なんかこれから東京オリンピックやるっていうのに中々縁起悪い映画だな。と思いながらも、本当にただのありきたりなストーリーでは無いなと思いました。
けど、水没した東京は中々奇麗でナイスでしたね☆←現実なったら本当とんでもないけど
自分的にこの映画で一番良かったセリフは
「世界なんてさ、どうせ元々狂ってんだから」
でした。
この一言があったから良かった。
この一言がないとただの縁起悪い映画になってた(笑)
とりあえず、好きな人が晴れと引き換えに生贄にされるとしたら、確かにどうして良いか分からないだろう。うんうん。
そんで好きな人をとって、そのせいで東京が水没したら…
めっちゃ罪悪感よな…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
自分なら罪悪感で死にます(笑)
まぁそれはおいておいて、恐らく罪悪感を持っていただろう主人公への須賀からの
「世界なんてさ、どうせ元々狂ってんだから」
というセリフは何かハッっとさせられるものがありました。
なんか、救われたのか何というか、一種の悟り、一種の諦め、けどそれでも生きていく感じがしました。感覚的ですが(笑)
雨で沈んだ東京で人々が普通に暮らしていて、暗い顔していなかったのも影響しているかもしれません。
その間にもこの町どうやって電気送ってんだろ。あれだけ浸水してたら下水逆流するよな…とかまたくそ現実的な事も考えてましたが(笑)
まぁ色々感受性に劣る自分としては天気の子は「東京がナチュラルに水没した映画」として記憶に残りました。
もう一回見たら感想変わるのかも。
きっとこんな酷い映画レビューも中々なかろう(笑)