友達が「男女の友情は成立するか」という問題について議論していたのが面白かったので自分でも考えてみました。
自分は「男女の友情は成立すると思う派」です。
理由は
- 男友達がいるから
- 恋愛と友情は違うから
です。
そもそも男友達と思っている相手がいるので、その時点で成立してると思っています。逆に仲の良い男性を全員彼氏候補と考える人もいないのでは…?
男友達とは山に行ったりバーベキューしたり、LINEで遅くまで話していたり同性の友達となんら変わりない事をしています。
そして自分的に恋愛と友情はまったく違うと思っているからという事もあります。
恋愛は何となく依存的な感じで、友情は対等的な感じ?
人は恋に落ちると麻薬レベルのホルモンが分泌されて正常な判断が出来なくなるという話を聞いたことがありますが、男友達の前ではそんな事おこりませんもん(笑)
だから自分的に男女の友情は成立すると思います。
しかしネットで調べてみると脳科学的には男女の友情は成立しないそうです。
男性の生殖機能が正常に働いている場合、本人の意思とは関係なく、女性を異性として脳が認識します。
いくら男性が「男女の友情は成立する」と主張していても、脳のどこかでは女友達のことを異性として認識してしまっているということです。
同性の友達と銭湯などで一緒にお風呂に入ったり、目の前で着替えたりすることはありますが、異性の友達の前で同様のことを行いますか?異性の友達の前では行いませんよね。これは脳科学的には自然なことです。
いくら友達だと思っていても、脳が無意識のうちに異性としてカテゴリー分けしているため、必然的に男友達を異性として意識している部分があるということです。
こういう理由らしいですが…
けどこれって理由になってるんですかね?
女性を異性として脳が認識しますって書いてあるけど、それは女性が女性を同性と認識しますというのと同じなのでは?
そして銭湯で一緒にお風呂に入ったり…とありますが、別に一緒に銭湯に入る=友達という定義ではないのだからこれも話がおかしいのでは?
もちろん私も男友達の事を同性とは思っていません。けど異性として認めたうえで友達でいる選択だって出来るのではないかと私は思うのです。
ちなみに、このサイトでは心理学的には男女の友情は成立するとしています。
男女の友情は成立するかしないか、心理学から考えるとどうでしょうか。答えはYES。心理学的には男女の友情は成立します。
そもそも恋愛は異性間のみの話ではありませんよね。同性同士でも恋愛は成立します。
恋愛=異性、友情=同性とひとまとめにする考えそのものが、男女の友情は成立するかしないかという疑問を主観的にとらえてしまう要因の1つではないでしょうか。
恋愛=異性ではないと仮定した場合…とても仲が良い同性同士の関係も、本当にただの友達と言えるかどうか疑問です。相手は友情ではなく恋愛感情を抱いているかもしれません。
ただし、この考えは心理学的1つにすぎません。人間の心理は必ず一致するわけではないため、心理学者全員が男女の友情は成立するという考えではないということです。
これを見ているとそもそも恋愛とはなんなのか?友情とは何なのか?という所から定義しなければいけないような気がします…
多分それも人それぞれなので、自分なりの結論を言うとすれば
男女の友情は成立するかもしれないけど、そもそも友情の定義が人によって違うから人によっては成立しないと考える。
という形になるかもしれません。
まぁどんな議論にせよ正解なんてなんだから自分がそう思えばそういうものなんですがね。
けどこういう意見が分かれる議論をするのは結構好きです。そういう考え方があったか~という発想が面白いんですよね。
ちなみにネット上で「キスしても男女の友情は成立する?」という議論もあったのですが、「いや、そもそも同性の友達ともキスしねーから!!」と思いました(笑)
どんな仮定やねん(笑)
頭の体操に暇な時にまた色々考えてみようと思います。