仕事から逃げて南の島に行きたい!
と、思うサラリーマンは数多くいると思います。
今日紹介するのはその夢の南の島をマジで作った人の物語の本です。
「もしあなたが、いま、仕事に追われて少しだけ解放されたいと思うなら。」
タイトル長っ!( ゚Д゚)
この本の著者は世界一の絶景とも言われるジープ島を開拓した吉田宏司さん。
ジープ島を開拓するまでの苦労をつづりながら、私たちに仕事から解放されて人生を豊かにするヒントを教えてくれます。
この本で紹介している人生を豊かにするヒントは三つ。
- ちょっとずつ捨てる
- 少しずつ始める
- ゆっくり続ける
すべてを捨てる必要はありません。
一気に始める必要はありません。
急いで続ける必要はありません。
まずは、ちょっとだけ。
ますは、少しずつ。
まずは、ゆっくり。
最初は小さな変化の種かもしれませんが、それらが積み重なることで、大きな花が咲くのです。
「ちょっとずつ捨てる」では10の捨ててみると良いものが紹介されています。
- モノ
- 流されること
- 背負っているもの
- 肩書
- 時間
- お金への執着
- 論理
- 常識
- スケジュール
- ネット依存
そして少しずつ始める。
自分が何をしたいか分からないという人も、何かしら始めてみましょう。
自分の好きな事。得意な事。夢中になれる事。
ポイントは非日常を作る事。
普段はしないことをあえてすることで、まず日常から抜け出してみましょう。
そして夢を実現するためには会社などの「目に見える組織」ではなく「目に見えない組織」の助けが必要です。
「目に見えない組織」とは、信頼関係で結ばれた人のネットワーク。
どうすればそのようなネットワークを作ることが出来るかも本に紹介してあります。
この本を読んで今、活躍している人は苦労しながらも夢を持って地道に継続して来たからこそ、活躍できているんだなと思いました。
この本では「夢を持って努力しなければいけない!」という精神論ではなく、
優しく「こう考えてみるとどうだろう?」「自分はこんなことがあってこう気づいたよ。」というニュアンスで書いてあるのが良い所だと思います。
引っ越すことが多いため電子書籍に走りがちな自分ですが、この本は紙で持っていたいお気に入りの1冊です。
そして実際にジープ島に行ってきちゃいましたよ(*'ω'*)
(2020/3/25更新)