あれだけ批判されていたオリンピックが始まった。
始まってみれば皆意外とちゃっかりしているもので結構盛り上がっているようだ。
と、言っても私はテレビを持っていないしスポーツにも興味はないのでTwitterで流れる情報しか見ていない。
ただ、開会式のBGMがゲームの曲だったと聞いて「ちょっと面白そうだったな~」と思った。
自分もゲーマーなので、ゲームの曲が流れるのは嬉しい。
ただ、その一方で「ゲームや漫画くらいしか日本が誇れるものが無くなったのか?」とも思ってしまったり、昔親に「ゲームやっていると馬鹿になる。漫画ばかり読んでいると馬鹿になる。」と言われた身にとっては何となく苦々しい思いもしたりした。
確かに日本の漫画やゲームは素晴らしいと思うが、何となくまだ世の中的に引け目があったような気がする。
漫画はオタク、ゲームは引きこもり、不健康のイメージ。
それが大々的にオリンピックで取り上げられたことから、もしかすると世の中の空気が変わるんじゃないかと、ちょっと期待している。
この空気という表現について最近面白い本を読んだ。
日本人はとにかく空気を読む民族だ。
空気読めない=KYなんて言葉もかつて流行ったが、そもそも空気とはなんなのか?
この本では「空気=ある種の前提」と表現されている。
そしてこの「空気」は
非常に強固でほぼ絶対的な支配力をもつ「判断の基準」であり、それに抵抗する者を異端として、「抗空気罪」で社会的に葬るほどの力を持つ
と、されている。
今までの世の中では漫画やゲームをいくら好きでも、何となく馬鹿にされたような、しょせん娯楽という目線でしか見られていなかった気がする。
「漫画やゲームは楽しいけどあまり良くないもの。」
これが今までの日本の空気だった。
しかし世の中は変わり世界では段々eスポーツなどゲームによって注目をあびたり稼ぐ人も現れてきている。
つまり空気が変わり始めてきていた時にこのオリンピックである。
Twitterでもゲームの曲が流れるたびに世界中の人が興奮したという情報が流れていた。このオリンピックで初めてゲームが世界をつなげる役目を持っていると実感した人もいるのではないだろうか。
そして想像以上に多くの人に指示されていると知った人も多いのではないだろうか。
それにしてもニーアレプリカントの曲も使われるとは思わなかったなぁ。
モンハンとかも意外。そしてスクエニは強いなぁ…
あとポケモンは流れなかったのかな~?なんて色々思ってしまった。
LIVEでは見逃したが、ちょっと動画で見てみても良いかもしれないと思ってしまうくらい話題性のある開会式で良かったと思う。
今後台風も嫌なタイミングで東京に近づいてきているが(開催前に台風来たらどうすんだよって話あったよな~)何事もなく無事に終わる事を祈っている。