頑張るえびのブログ

年に1回は中国行って3回は海外旅行すると決意した人のブログです!人生やろうと思えば出来る!

乌兰图雅の琴弦等着歌を訳してみました(^^♪

何となく自分の中でモンゴル人=歌がうまいというイメージがあります。

植林ボランティアで内モンゴルに行った時、モンゴルの人が歌いながら出迎えてくれたからかもしれません。
それに草原で大声で歌うってなんかいいですよね(*'ω'*)
 

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また内モンゴル行きたいなぁ…

そんな訳で今回訳してみたのは乌兰图雅さんの琴弦等着歌です!

ちなみに前に訳した歌の歌手は乌兰托娅。今回は乌兰图雅。激似!(笑) www.ebi-karaage.work

琴弦等着歌

 琴弦等着歌って弦は歌を待ってるって直訳になるけど、どうすれば…(笑)
とりあえず訳スタート!
 
你曾告诉我 你的心里有支歌
あなたはかつて私に「心の中に歌がある」と教えてくれた
在我甜美的梦乡 轻轻地飘过
それは私の甘美な夢の中に そっと広がった
古老的马头琴 等着那支歌
古い馬頭琴はあの歌を待っている
在那蓝天下 春去情奈何
青空の下 この慕情をどうすればいいのか 
 
风吹草儿低 骏马疾如梭
風が草を吹き倒し 駿馬はあっという間に過ぎていく
俊朗的哥哥把着酒一酌
勇ましい彼は酒を持って酌をしている
云间彩霞落 人间情几多
雲が夕焼けするような 人間の愛はどれくらいある?
漂亮的妹妹在那花间坐
美しい彼女は花に囲まれて座っている
 
琴弦等着歌 妹妹等哥哥
馬頭琴の弦が音楽を待つように 彼女は彼を待っている
邂逅在那山坡 难分又难舍
あの坂道で出会い 離れたくなかった
琴弦等着歌 妹妹等哥哥
馬頭琴の弦が音楽を待つように 彼女は彼を待っている
牵手咱走天涯 一生漂泊
愛しい人よ 一緒にどこまでも行こう 一生さすらい歩こう 
 
最初は訳してて訳が分かりませんでした(笑)
彼が心の中に音楽があると言って…弦が音楽を待ってて、少女は彼を待っている…
むむむ…
しかし訳しているうちに、もしかして「彼女」はずっと歌の事を言ってくれた「彼」を待っているんじゃないかと思いました。

古老的马头琴 等着那支歌(古い馬頭琴はあの歌を待っている)は彼女は馬頭琴が古くなってしまってもずっと待っているという事なのでは…

漂亮的妹妹在那花间坐って死んでしまって花に囲まれてるわけではないよね…?

それなら座るじゃないもんね…?

 

ちなみに牵手は最初「手をつないでどこまでも行こう」にしていたんです。

しかしそれだと何かおかしいと思い辞書で調べていると南方の方言で「家内」とか「妻」って意味があると書いてあったんですよね。

それに几多も南方の方言だったので、おそらくそれでそろえるのが正しいだろうと。

 

中国の歌は音韻を踏んでいることも

これは私の勘違いかもしれませんが、中国の歌って音韻を踏んでいる事がよくある気がします。

今回の歌でいうとここ

风吹草儿低 骏马疾如梭
俊朗的哥哥把着酒一酌
云间彩霞落 人间情几多
漂亮的妹妹在那花间坐

梭suo

酌zhuo

多duo

坐zuo

どうですか!?全部uoで終わっているんです!

これは偶然な訳がない…!

こういうのを歌の中で見つけると思わずニンマリしてしまいます。

 

ぜひ最後の漢字にも注目しながら中国の歌を楽しんでくださいね(*'ω'*)